魅せることと隠すこと

京都下鴨 北大路通りに路面するテナント空間のコマーシャル性と美容室に求められるある程度のプライバシーをどのように両立させるかがポイントとなったプロジェクトです。
きっかけになったのはオーナー夫妻が植物を育てることも含めて好きであること、加えてお姉様がお花屋さんを経営されていることでした。
そこで我々が提供する空間は美容室としての必要な機能空間とそれを構成する素材からなるテイストのみとし非常に余白の多いものとしました。
そしてその余白にはオーナー自ら植物を置いて頂くことにより道路からの視線をコントロールし、その植物達自体がお店のコマーシャルとなるようなことを考えました。
そしてなによりもお店のインテリアを決定的に印象付けます。
その表情は季節やオーナーの気分、また昼と夜の間にも絶えず変化を見せてくれます。


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